日系駐韓米国大使「北、核施設リスト提供が終戦宣言の出発点」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.03 10:14
ハリー・ハリス駐韓米国大使は2日、韓半島(朝鮮半島)終戦宣言に関連し「非核化に向けた北朝鮮のより多くの可視的な動きがなければいけないと考える」と述べた。「終戦宣言と平和協定は完全に異なるものであり、平和協定締結以前に終戦宣言をすることを考えてみることができる」という前提でだ。
先月赴任したハリス大使はこの日、ソウル貞洞(チョンドン)大使官邸で開かれた最初の記者懇談会でこのように慎重論を述べた。ハリス大使は終戦宣言について「可能性の領域に入っている」と評価しながらも「終戦宣言のようなことが可能になる前にするべき立証可能な非核化の動きはなかった」と指摘した。続いて「終戦宣言を一度すれば後戻りできないため、(非核化交渉の)初期に後戻りできない措置を取るには注意しなければいけないと考える」と繰り返し慎重な立場を表した。