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文大統領「南北に平和構築されればロシアと堅固な経済共同体になるだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.22 07:16
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ロシアを国賓訪問中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、「これから南北米は戦争と敵対の暗い時間を過去のものとして平和と協力の時代に進もうとしている」とし「今、韓半島(朝鮮半島)には歴史的な大転換が起きている」と述べた。この日午後(現地時間)にモスクワに到着した文大統領は、ロシア下院での演説で「韓半島に平和体制が構築されれば、南北の経済協力が本格化し、ロシアとの三角協力へ拡大するだろう」と明らかにした。韓国の大統領がロシア下院で演説したのは今回が初めてで、ロシア国賓訪問も1999年金大中(キム・デジュン)元大統領に続き19年ぶりだ。

文大統領は演説で「南北露の三角経済協力は、鉄道やパイプライン、電力網分野で共同研究などの基礎的議論が進められた」とし「鉄道・エネルギー・電力での協力が実現すれば、北東アジア経済共同体の堅固な土台になるだろう」と述べた。また「南北間の安定した平和体制は、北東アジアの多国間平和安保協力体制に発展するだろう」とも強調した。また、ロシアの基礎固有技術と韓国の情報技術(IT)の協力を通した未来成長動力の拡充、極東地域の共同開発、福祉増進および交流基盤の拡大などをビジョンとして提示した。文大統領は下院演説を終えた後、ドミトリー・メドベージェフ首相との会談に臨んだ。文大統領は22日にはウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談と夕食会に続き、23日ワールドカップ(W杯)の韓国-メキシコ戦を観覧する予定だ。22日、「韓露ビジネスフォーラム」にはサムスン電子・現代自動車・LGエレクトロニクスなどの大企業をはじめ、101社208人の経済使節団が参加する。

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