南北軍人、会談が夜遅くまでもつれ込んだ理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.15 14:40
南北の軍当局が将軍級軍事会談で西海(ソヘ、黄海)海上の偶発的衝突を防ぐための海上連絡網を再開することを決めた。また、断絶していた東海(トンへ、日本名・日本海)および西海(ソヘ、黄海)地区の軍通信ラインを復旧することにした。
南北は14日、板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)北側区域にある統一閣で2007年12月以降、約11年ぶりとなる将軍級軍事会談を開催し、このように合意した。将軍級軍事会談は4・27板門店宣言の後続措置として実現した。南北は共同声明文を通じて、2004年6月4日第2回将軍級軍事会談の合意を徹底的に履行することで合意したと明らかにした。当時の会談で、南北は西海海上で▼艦艇(艦船)が互いに対立しないように統制する▼相手側に対して不当な物理的行為を行わない▼遭難・救助などで互いに対立や誤解をしないように国際商船共通網(無線通信)を通じて連絡する--ことにした。国際商船共通網は遭難や救助要請など緊急連絡のために世界共通で割り当てられた周波数のことをいう。