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「文大統領、21日に訪露、プーチン大統領と会談」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.06 09:36
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領がロシアワールドカップ(W杯)期間の今月21-23日にロシアを訪問し、プーチン大統領と首脳会談をする計画だと、イズベスチヤなどロシア現地メディアが5日(現地時間)報じた。文大統領の訪露時期はトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のシンガポール米朝首脳会談の翌週だ。

イズベスチヤはロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)らの言葉を引用し、「両首脳の会談の主要議題は韓半島(朝鮮半島)情勢であり、両国間の経済協力拡大案についても論議されるだろう」と伝えた。続いて「露韓両国は韓半島情勢が関連国に有利に展開する場合、北朝鮮を引き込んでロシアと南北の三角協力を推進することに関心がある」と伝えた。

 
文大統領はロシア訪問初日(21日)にモスクワのロシア下院で演説し、首脳会談をした後、南部都市ロストフ・ナ・ドヌに移動して韓国のW杯本大会第2戦のメキシコ戦を観戦する予定だと、イズベスチヤは伝えた。

これに関し、ロシアのペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領が文大統領と共にこの試合を観戦するかどうかはまだ決まっていない」と話した。

今回のW杯本大会は14日に開会式が開かれ、カザン・ソチなどロシア11都市で分散開催される。韓国は今回のW杯本大会グループリーグF組でスウェーデン、メキシコ、ドイツと対戦する。イズベスチヤは「プーチン大統領は2月に文大統領にW杯への出席を要請し、文大統領がこれを受諾した。その後、両国は(文大統領の)ロシア訪問日を調整してきた」と伝えた。

同紙は文大統領の今回のロシア訪問が2回の南北首脳会談と12日に予定された米朝首脳会談の後に行われる点に注目し、「先月末ラブロフ外相が訪朝して金正恩委員長と会談するなど、韓半島(朝鮮半島)をめぐる外交戦が慌ただしく展開している。今回の韓露首脳会談の成果は米朝首脳会談の結果にかかっている」と強調した。

チェ・ソンフン韓国外大ロシア語学科教授は「米朝会談で両国が非核化開始に合意するなど前向きな結果があれば(これは)北東アジアの地政学的状況のほか、韓露協力の展望も変えるだろう」と述べた。

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