【社説】米朝極秘会談は青信号、重大な責任を担う韓国政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.19 08:28
米国のポンペオ中央情報局(CIA)長官と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が極秘会談をしたというニュースは新鮮な衝撃だ。ポンペオ長官はトランプ大統領の最側近であり国務長官候補だ。これほどの大物が北朝鮮に行ったのは2000年のオルブライト国務長官以来となる。米国が今回の米朝首脳会談をどれほど重視しているかを象徴するという点で青信号に違いない。
双方がどんな言葉を交わしたかは確認されていない。ただ、訪朝後に開かれたポンペオ長官の人事公聴会で出てきた発言によると、米国は金正恩委員長の非核化の意志を確認したようだ。また、米国は非核化なしには制裁の解除もないという従来の立場を繰り返したのは間違いない。米朝間の対話がこのように驚くほど迅速に、それも最高位レベルで進んでいるだけに、仲介した韓国当局は双方の緊密な疎通と共に驚くべき想像力も発揮しなければならないだろう。