「朴槿恵氏、セウォル号7時間当時崔順実被告と対策会議をしていた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 08:54
朴槿恵(パク・クネ)前大統領がセウォル号惨事当日(2014年4月16日)、崔順実(チェ・スンシル)被告と相談した後、中央災害安全対策本部(中対本)の訪問を決めたと検察が28日、明らかにした。セウォル号事故当日、看護将校・美容師を除いて外部の人は誰も青瓦台(チョンワデ、大統領府)官邸に入れなかったという朴前大統領側の主張とは相反する。また、検察の捜査を通じて朴前大統領がセウォル号の報告を初めて受けた場所は青瓦台の執務室でない官邸内寝室だったということが分かった。
この日、ソウル中央地検特捜1部(部長シン・ジャヨン)は「セウォル号報告改ざん関連捜査結果」を発表し、朴前大統領の事故当日の行跡を公開した。検察関係者は「崔被告が青瓦台に入った後、午後2時15分ごろから約40分間、朴槿恵前大統領、李在万(イ・ジェマン)氏、アン・ボングン氏、チョン・ホソン氏など秘書官3人と5人で話し合った」とし「会議結果により朴前大統領が中対本に行くことにした直後に美容管理者を呼び入れた」と説明した。美容管理者は当日午後3時22分、青瓦台に入り朴前大統領は午後5時35分に中対本を訪れた。