韓経:「化粧品本場」米ニューヨークの真ん中にKビューティータウン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.19 11:36
14日、米ニューヨーク・ユニオンスクエアの伝統市場「グリーンマーケット」を見に行くところだった。見慣れた看板が目に入った。「innisfree(イニスフリー)」のフラッグシップショップ。中には肌色の多様な訪問客20人余りが込み合っていた。イニスフリーのそばにある化粧品専門店「SEPHORA(セフォラ)」にはLG生活健康「BELIF(ビリーフ)」、アモーレパシフィック「雪花秀(ソルファス)」「DrJart+(ドクタージャルト)」など韓国コスメブランドのコーナーが並んでいた。全体売り場の4分の1を韓国化粧品が占め、特にビリーフは売台の一面を全部使っていた。「Guerlain(ゲラン)」「GIVENCHY(ジバンシィ)」など海外有名ブランドより陳列台の規模が大きかった。セフォラの向こう側には「NATURE REPUBLIC(ネイチャーリパブリック)」と「CLUB CLIO(クラブクリオ)」の看板が見えた。ソウル明洞(ミョンドン)で見るような韓国化粧品街がニューヨークの真ん中に位置している。
ユニオンスクエアの化粧品通りは「Kビューティー」がアジアを越えて化粧品本場である米国で影響力を拡大しているということを見せるシンボルと言える。Kビューティーは世界で最も大きな市場である米国で一つの文化として位置づけられている。コスメセレクトショップだけでなく、デパートから大型スーパー、コンビニエンスストアまで米国内多くの流通会社で韓国化粧品を販売し始めた。昨年、対米化粧品輸出額は初めて3億ドル(約317憶4757万円)を超えた。2011年ドクタージャルトがセフォラに入店して米国進出の口火を切って6年ぶりだ。