「情勢動かす金正恩…経済のために核放棄対談に出るよう」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.16 13:10
李鍾ソク(イ・ジョンソク)元統一部長官が微妙な時期に「対北特使が朝米対話を作り出すことができる」というコラムをハンギョレ新聞に寄稿した。特使団の北朝鮮訪問一週間前の2月26日付だった。李元長官は「北朝鮮が体制安全保障という条件下で米国が対話に出る水準の非核化言明をするだろう」と書いた。完全に一致した。さらには「対北特使は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が金与正(キム・ヨジョン)に割いた長い面談時間(約3時間)より長い時間を金正恩(キム・ジョンウン)と虚心坦壊に対話するだろう」とも書いた。実際に金正恩北朝鮮労働党委員長は特使団に4時間余り会った。特使団が金委員長との面談時間を決めてから行ったわけでもないのに「予言」に近い分析だった。
14日夕方、李元長官に会った。「北朝鮮問題に関しては的中」の李元長官が4月末の南北首脳会談と5月の朝米首脳会談に対してどのように占うか気になったからだ。