<平昌パラ>韓国初メダル場面、どの放送局も中継していなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.12 14:49
日曜日の朝だった今月11日午前11時5分。平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックに出場した韓国に初めてのメダルがもたらされた。
ノルディックスキー看板選手のシン・ウィヒョン(38)が江原道(カンウォンド)平昌アルペンシアバイアスロンセンターで行われた障がい者クロスカントリースキー男子15キロメートル座位種目で42分28秒9を記録して銅メダルを首にかけた。しかしシン・ウィヒョンの銅メダル獲得の瞬間はテレビでは見られなかった。パラリンピック主管放送局の公営放送KBS(韓国放送公社)はもちろん、地上波SBS(ソウル放送)やMBC(文化放送)でも中継していなかったためだ。この時間、各放送局は芸能番組を放映していた。この日午前に行われたアルペンスキー視覚障がいスーパー大回転に出場したヤン・ジェリムは「今日の競技がテレビに中継されなかったが、気分が悪くなかったといえば嘘になる」と言った。