「典型的な韓国馴らし」金剛山合同公演の一方的な取り消し、北朝鮮の本音は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.31 11:08
金剛山(クムガンサン)で予定されていた南北合同文化芸術公演が29日、北朝鮮の一方的な通知で取り消しになったが、南北は咸南元山(ハムナム・ウォンサン)近くの馬息嶺(マシクリョン)スキー場で共同スキー訓練を予定通りに進めるという立場だ。統一部は北朝鮮が来月4日に予定された公演を一方的に取り消し、それより早い時期に進める訓練に対しては言及していないことを「予定通りに進行」と受け止めている雰囲気だ。
政府は29日、北朝鮮が真夜中に金剛山公演を取り消すと一方的に通知してくると、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に選手団派遣(2月1日)、芸術団公演(2月8・11日)、代表団派遣など今後の日程にも支障をきたす可能性があるという判断で緊張した。しかし、北朝鮮がこの日、今後の行事に対する追加取り消しの動きがないと多少安心する雰囲気だ。だが、北朝鮮が韓国側のスキー選手団の航空便と日程に対しては答えず、韓国側は一日中混乱していた。