【コラム】南北合同チームに関する予言的考察
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.22 14:03
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)での女子アイスホッケー南北合同チーム構成が決定した。韓国選手23人に北朝鮮選手12人を合わせた計35人。競技でベンチに座る出場エントリー22人には北朝鮮3人を含めることにした。合同チームの国号(Coree)、国歌(アリラン)、国旗(韓半島旗)も決まった。李洛淵(イ・ナギョン)首相が16日に指摘したように「女子アイスホッケーはメダル圏でない」「選手もそれほど大きな被害意識がない」ため、否定的な世論(「無理に合同チームを構成する必要はない」72.2%、韓国リサーチが9、10日に調査)にもかかわらず強行して決定した。
合同チームはどのような成績を出そうと、良い声を聞くのは難しいだろう。エントリー35人のチームが23人のチームに勝てば不公正という声が出てくるのは明らかだ。同じ組のスイスはすでに不公正問題を提起した。逆に敗れる場合は責任の所在をめぐり騒がしくなるだろう。勝負を振り返ってみれば「どうだったのか」と問いただすしかなく、合同チームが俎上に載せられるはずだ。1991年の世界卓球選手権大会と世界ユースサッカー大会の南北合同チームが感動的だったのは、優勝と8強入りという成績のおかげだ。