【コラム】韓国は中国に手懐けられているのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.25 09:07
大統領と政府の常識が自分たちの常識から外れる時、国民は失望して憤怒する。旧日本軍慰安婦問題をめぐる韓日間の合意がそうだ。政府は何を思って当事者である慰安婦被害者の声に耳を傾けず「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」したのだろうか。被害者の名誉回復はどのようにして、悔しさはどう解消しようとしたのか。
文在寅(ムン・ジェイン)政権は朴槿恵(パク・クネ)政権の多くの非常識に対する国民的な怒りの上で誕生した。ところが政府の外交では国民が納得できないことがよくある。文大統領の訪中が端的な例だ。国賓として中国を訪問した大統領が10回の食事のうち8回を中国側の要人がいない場所でしたというのは、国民の常識としては理解しがたい。