<Mr.ミリタリー>高まる韓半島戦争の可能性、非常時の避難方法と生存パック(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.08 14:47
韓半島(朝鮮半島)安保危機が急激に高まっている。米中央情報局(CIA)は最近、トランプ大統領に対し、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)プログラムを阻止する期間は今後3カ月しかないと報告した。その間に米国は北朝鮮を先制攻撃する可能性があるという話も出ている。ハワイでは1日、30年ぶりとなる核攻撃避難訓練が実施された。中国も韓半島戦争の可能性に備えているという。戦争は起こるのか。生存パックは準備しなければいけないのか。
北朝鮮の核武装が1、2カ月以内に近づいた。北朝鮮は生産した核弾頭をすぐにノドンミサイル(射程距離1300キロ)に搭載し、韓国と日本を狙うと予想される。続いてICBMまで完成させ、米国を打撃圏に入れるということだ。しかし米国は北朝鮮が米本土を攻撃できるICBMを保有するのを放置しないという。ジョン・マクラフリン元CIA長官代行はボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで「米国が北朝鮮に対して予防的先制攻撃をするしかないレッドラインは何か」という質問に対し、「北朝鮮が核を搭載したICBMを米国に飛ばす力を保有した時」と答えた。北核危機はすでに度を越えている。米国ではこれまで禁止事項だった韓国・日本の核武装を認めるべきだという声が出てくるほど深刻だ。