<Mr.ミリタリー>北ICBM発射で米国が岐路に…対北封鎖か、軍事オプションか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.01 14:21
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星15」発射で対北朝鮮制裁・圧力の限界時点が秒読み段階に入った。北朝鮮が先月29日に発射した「火星15」は正常な角度で発射すれば射程距離が1万3000キロを超え、米国全域が打撃圏に入る。近くノドンミサイルに核弾頭を搭載すれば、韓国・日本ともに北核の脅威にさらされる。米国は全面的な対北朝鮮封鎖に動いている。いま北核危機は最終段階に向かっている。
北朝鮮は核武装を目の前にしている。技術的な問題も解決した。あとは第1段階として年末ごろ10発ほどのプルトニウム弾と水素弾を生産し、「火星15」「ノドン」ミサイルに結合するだけだ。それまでの時間さえ稼げばよい。最後の段階に入ったのだ。北朝鮮が今年末から来年初めの間に核ミサイルを実戦配備すれば、北朝鮮の非核化は事実上失敗に終わる。