【コラム】赤色の眼鏡だけがあるわけではない…「北朝鮮を報じる態度」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 16:41
1960年代には寄生虫と一緒に暮らしたといえる。学校で駆虫剤を配り、どの寄生虫が何匹出たのかを書かせた。それでもそれを恥ずかしいと思う友達はいなかった。むしろない人が珍しかった。肥料が不足して糞便を野菜畑にばら撒いていた時期だから当然の結果だった。
北朝鮮兵士のお腹から寄生虫が多く見つかって衝撃を与えた。医者たちはすでによく知っている事実だ。昨年、ソウル大学のシン・ヒヨン副学長とのインタビューが思い出す。彼は「北朝鮮社会は医療面では60~70年間、外部の影響を受けていないため、ガラパゴスのような宝島」とし、南北共同研究に期待感を表した。