チューブで延命する慰安婦被害女性たち 「時間がないのです」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.15 14:38
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14日、京畿道広州のナヌムの家生活館で合った金順玉さん(96、写真右側)は鼻から栄養を補給するチューブを入れている。
14日午後2時ごろ、京畿道広州市退村面(キョンギド・クァンジュシ・ティチョンミョン)にある「ナヌムの家」。旧日本軍慰安婦被害女性たちの共同生活支援施設だ。国内の生存者32人(国外1人は含めず)のうち9人が暮らしている。単一支援施設では最多規模だ。
生活館入口の居間を通り過ぎると、金順玉(キム・スンオク)さん(96)とハ・スイムさん(90)の2人のベッドが入っている部屋に出た。2.5坪(8.3平方メートル)ほどになろうか。2人は落下防止用ガードが両側に立てられた医療用ベッドに静かに横になっていた。