文大統領の施政演説「来年の地方選挙で改憲の国民投票が望ましい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.02 09:41
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が改憲のカードを選んだ。就任後2回目である1日、国会施政演説を行った。文大統領は演説で「来年(6月)の地方選挙で改憲の国民投票を同時に行うのが望ましい」とし「国会で日程を考えて改憲を議論してくださるようお願いする」と明らかにした。文大統領は「改憲は国民の意思を尊重すること」とも強調した。改憲案発議と表決の主体である国会に今は改憲を公論化する必要があると促すメッセージを送ったわけだ。直ちに与党である共に民主党は改憲という課題を抱えることになった。
改憲の大きな方向も提示した。改憲論の3軸は▼国民の基本権強化▼地方分権▼大統領5年単任制の改編だ。文大統領は「変化した時代に合わせて基本権を拡大し、地方分権と自治を強化しなければならない」と述べた。基本権の強化と地方分権の拡大という方向については与野党間の異見が大きくない。