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【時視各角】恐怖で科学を破壊することはできない=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.16 15:30
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140万年前に発見された火は今日の原子力以上に危険な存在だったはずだ。初期の人間が危険だという理由だけで火を回避したとすれば、文明の誕生はなかっただろう。文明は危険を統制しながら発展してきた。恐怖に対処する最善の方法は危険の回避でなく科学の進展だった。恐怖は科学で克服する。恐怖が科学を破壊するよう放置してはいけない。

危険な原子力技術の蓄積は、土地が狭く資源がなく貧困に苦しむ韓国人の生存手段だった。過去60年間、韓国の原発技術は国産化に成功してから一度も人命事故なく安全・価格・稼働率・工期で世界最高の品質を確保した。

 
このような技術で10年間ほど厳格な審査と合法的手続きを経て着工した新古里(シンゴリ)5、6号機原発だ。政権が交代したからといって一日で強制的に建設を中断させるのは一種の暴力だった。工程が30%も進み、必要以上の資金1兆6000億ウォン(約1600億円)が投入された工事を、政府の訓令だけで「一時停止」させたのだ。後に政権が交代すれば権力型不法行為として捜査を受けるかもしれない。

すでに100日が経過する。この期間、科学が蔑視され、産業が崩れ、学問が消滅する風景が毎日のように生じた。輸出で数十兆ウォンの外貨獲得、数万人の雇用が保障される未来の事業に、この政府が率先して砂をかけるようなことも続いた。「雇用大統領」という表現が正しいのか疑ってしまう。

サウジアラビアに10兆ウォン(約1兆円)以上の原発輸出の機会が開かれたが、主務部処の産業通商資源部は「輸出するには米国の承認が必要」という国籍不明の奇怪な発言で足を引っ張っている。産業革命の発祥地の英国も韓国型原発の輸入を検討すると、韓国の脱原発論争のスキに中国原発が挑戦状を出し、視線も中国側に移った。

先週月曜日に入国して新古里2、3号機を視察したチェコの原発特使団は「エクセレント」という言葉を連発したという。「中国の原発は汚い。何か問題があるのか隠すことが多い。韓国は技術的な自信を持って中をすべて見せた。清潔であり、よく管理されている」という言葉を残した。彼らの唯一の心配は「新古里5、6号機の建設が中断されて部品・施設・技術・人材供給網システムが崩れれば韓国の原発を購買することはできない」ということだった。政府は彼らの心配を払拭するどころか、連日のように脱原発を主張している。この罪をどこで拭うのか。

昨日終了した2泊3日の公論化委市民参加団討論会の一部を生放送で見ると、私の判断では新古里5、6号機「建設継続」側が「永久中断」側よりも説得力があった。おそらく市民参加団の投票にもこうした評価が反映されたはずだ。建設継続側を代表してプレゼンテーションをした原子力研究院所属のイム・チェヨン博士が「恐怖は科学に勝つことはできない」という普遍的な真実を論調にしたのが効果を得た。一方、永久中断を主張したエネルギー気候政策研究所のイ・ユジン研究企画委員は「原子力は破滅のエネルギー」のような標語的な発言で幅広い説得力を確保するには限界があるように見えた。質疑応答の時間も、専門性と節制で武装した建設継続側が、理念が先立って教条的な印象を与える永久中断側と対照をなした。

公論化委は4日後の20日、市民参加団討論会に基づいて建設継続、永久中断、または第3の勧告案を発表する。政府や世論の反応を意識せず、評価と投票をそのまま処理しなければいけない。今は全国が新古里5、6号機100日建設中断の悪夢から目覚める時だ。

チョン・ヨンギ/中央日報コラムニスト

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