北朝鮮の核兵器、ソウルに落ちれば最大300万人死亡…ゴールデンタイムは48時間
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.16 08:00
有事の際、北朝鮮がソウル都心に向けて核ミサイルを発射する場合、最大300万人の人命被害が発生する可能性があるが、核爆発後48時間以内にうまく対応すれば人命被害を5万人水準に減らすことができるという。
李哲熙(イ・チョルヒ)共に民主党議員が国防研究院から受けて15日に公開した報告書「国軍化学兵器防護司令部の役割向上案」の主要内容だ。国防研究院は国防部の依頼で北朝鮮がスカッドミサイルに20キロトン(1キロトンはTNT1000トンに該当)規模の核弾頭を搭載した後、ソウル都心の上空100メートルで爆発させた後の状況を仮定し、被害を予想した。米国が第2次世界大戦当時に長崎に投下した核爆弾の威力は21キロトンだった。国内で実施した核爆発被害予測シミュレーションの結果が公開されたのは今回が初めて。