文在寅（ムン・ジェイン）大統領とドナルド・トランプ米大統領が２１日（以下、現地時間）、米ニューヨークで韓米首脳会談を行う。６月３０日、米ワシントンでの会談に続き、２番目だ。

国連総会の出席のために３泊５日の日程でニューヨークを訪問中の文大統領は歴訪最後の日である２１日、韓米首脳会談で北朝鮮の核とミサイル挑発に対応しようと両国が協力する案に関し、集中的に議論する見通しだ。

北朝鮮による６回目の核実験以降であるうえに、トランプ大統領が１９日国連総会の演説で「米国と同盟を防御するべきだとすれば、北朝鮮を完全に破壊すること以外は選択の余地がない」とし、強い発言を行っただけに今回の韓米首脳会談ではいつにもまして強力な北朝鮮を糾弾する発言が出るものと見られる。

ただし、文大統領が持続的に北核問題の平和的解決を強調しているため、共同声明の度合いはトランプ大統領の１９日演説のように強いものではないだろうという見方が出ている。

今回の会談ではＦ－２２とＦ３５Ｂステルス戦闘機など米軍の戦略資産を韓国に常時、または循環配備する問題も扱われるものと見られる。また、韓国が原子力潜水艦を保有する問題が対話テーブルに上がる可能性も提起されている。韓米自由貿易協定（ＦＴＡ）の改正など経済的懸案が浮上する可能性もある。

その後、文大統領とトランプ大統領、安倍首相が一堂に会して韓日米の首脳間午餐会を開く。７月６日、ドイツ・ハンブルクで開催された主要２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議当時開かれた韓日米首脳間晩餐会に続き、２番目だ。


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