韓国のミサイル弾頭重量制限を解除…韓米首脳電話会談で電撃合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.05 07:35
文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米国大統領が4日、北朝鮮の6回目の核実験に対応するために、韓米ミサイル指針の弾頭重量制限を解除することで合意したと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。現行のミサイル指針は、ミサイル射程距離が800キロメートルの場合、最大弾頭重量を500キログラムに制限している。今後、弾頭重量制限が解除されることになれば、韓国政府は射程距離制限は800キロメートルに維持しつつ弾頭重量を1トン以上に増やすことができる。これに伴い、韓国軍は北朝鮮指揮部が潜伏している地下壕を焦土化できる超強力ミサイルを開発できることになった。
6回目の核実験の翌日である同日夜、40分間にわたって行われた韓米電話会談は、今月1日以降3日ぶり、文大統領就任以降では4度目になる。