俳優ソル・ギョング、新作で10キロ減量した俳優魂 「観客が楽しんでくれるから…」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.01 13:05
観客を裏切らない折り紙付きの演技派であり、毎回予想を覆す変身で観客を驚かせる俳優。ソル・キョング(50)をこのように紹介してもいいのではないだろうか。配役によっては30キロ近く体重を増やしたり減らしたりする。今回はソル・ギョングが演じられる顔の中でも、最も乾燥し背筋が寒くなるような姿を演じている。7日に公開される映画『殺人者の記憶法』(キム・ヨンハ原作、ウォン・シニョン監督)だ。記憶を失った連続殺人犯の姿を描いている。
ソル・ギョングが演じたキム・ビョンスはアルツハイマーを患う老人で、17年前に足を洗った連続殺人犯だ。ソル・ギョングは特殊メークも施さず、10キロの減量と乾いた表情で老人の顔を表現してみせた。そのため、映画が始まると同時に白くなった頭と軽く顔面けいれんを起こして登場する彼の姿に釘付けになる。試写会でも「本当にソル・キョングなのか」と感嘆する声があちこちから上がった。