北朝鮮のサイバー部隊、今は金銭狙い…韓国の口座などがターゲット
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.28 15:17
資金難に苦しめられている北朝鮮が、サイバーハッキングのターゲットを各国の金融機関に向けているという報道が出てきた。以前は軍事情報を盗んだり相手国のネットワーク網を不安定にするためにサイバー攻撃を仕掛けていたが、今はハッキングによって「実質的」な利益を狙うようになったのだ。
27日(現地時間)、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、韓国金融保安院(FSI)の報告書に基づいて「北朝鮮のサイバー部隊がさまざまなグループに細分化している。その新しいターゲットは銀行口座だ」と伝えた。これによると、北朝鮮サイバー攻撃の優先順位に重大な変化があり、北朝鮮の支援を受けているハッカーが他国の金融機関に侵入する回数も最近急増している。