【社説】フランチャイズ本社を叩くだけで終わってはならない=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.07.09 13:07
フランチャイズ業界が危機だ。ミスターピザ創業者であるチョン・ウヒョン前MPグループ会長は6日にパワハラ疑惑で逮捕された。親戚が運営する業者を間に挟んで加盟店主にチーズを高い価格で供給する方法で50億ウォンの不当な利得を得ていた容疑だ。また、脱退店主の店の近くに直営店を出す報復出店、自身の家族を幽霊社員として給与だけ得ていた疑惑も調査中だ。
2014年にはジョーズフードが加盟店にインテリア工事を強要して課徴金処分を受け、2015年にはトッポッキフランチャイズのアタルの代表がインテリア業者から裏金を受け取った容疑で逮捕され1審と2審で実刑が宣告された。公正取引法違反に横領・背任など韓国企業の暗い面をそのまま反映するようだ。ここにオーナーリスクまで重なった。先月にはホシギ2羽チキンのチェ・ホシク会長がセクハラ容疑で調査を受け、ジェネシスBBQのユン・ホングン会長は息子に会社を便法贈与したという疑惑を受けている。業界内部でもこのままではいけないという自省論が出てくるほどだ。