<北朝鮮ICBM>「発射成功」 米国に心理的な宣戦布告(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.05 07:59
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は独特の字で「党中央は大陸間弾道ロケット試験発射を承認する」という文書に署名した。日にちは7月3日。そして北朝鮮の国防科学院は7月4日、「火星14」大陸間弾道ロケットの発射成功を発表した。国防科学院は試験発射が最大高角で行われ、頂点高度2802キロまで上昇し、933キロを39分間飛行したと発表した。金正恩委員長が今年の「新年の辞」で述べた通りだ。
国際航空連盟は地上100キロ以上の空間を宇宙と定義する。このため「火星14」は疑いの余地なく宇宙を飛行する大陸間弾道弾(ICBM)だ。意図的に米国の独立記念日に合わせて米国が核兵器よりも警戒するICBMを発射したのは、米国に対する心理的な「宣戦布告」だ。