米中「国連制裁の北朝鮮機関と取引禁止」…ビッグディールなくスモールディール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.23 11:16
韓米首脳会談を控え、北朝鮮核問題の解決方向を示すものとして注目された米中の外交・安全保障対話(閣僚級)は立場の違いを繕うレベルで終わった。
これといった解決法と効果がない現実を認めたまま「国連が定めた北朝鮮企業との取引禁止」という最小限の結果だけを出したのだ。具体的な方法論は、29-30日に行われる文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領の談判にかかることになった。米国側のティラーソン国務長官、マティス国防長官と中国側の楊潔チ国務委員、人民解放軍の房峰輝統合参謀部参謀長は21日(現地時間)、ワシントンでトランプ政権発足後の最初の外交・安全保障対話を始め、「米中の企業が国連安保理の対北朝鮮制裁対象となった企業と取引できないようにすることで合意した」と明らかにした。