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【噴水台】税金を無駄遣いして恩に着せる=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.07 15:26
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先月、韓国の外食・ホテル業界ではフォーシーズンスホテルの最高級ツアープログラムが断然話題だった。1人当たり1億5500万ウォン(約1512万円)を出した北米や欧州・中東の金持ち観光客32人がフォーシーズンスホテルのチャーター便で3週間全世界を回る、いわゆる「カリナリーディスカバリー(美食探険)」ツアーだ。フォーシーズンスホテルは2014年から超特急金持ち顧客を相手にこのようなツアープログラムを運営しているが、ソウルがツアーのコースに含まれたのは今回が初めてで、国内外の関心を集めるのに十分だった。

フォーシーズンスホテル・ソウルは彼らのソウル滞留(5月27~29日)に合わせて広報に熱を上げたが、突然韓国観光公社でも「フォーシーズンスの世界一周旅行商品の韓国誘致を機に訪韓市場の質的転換追求」という報道資料が出た。タイトルだけで見れば、まるで観光公社の努力でラグジュアリー観光客をソウルに呼び込んだようだ。だが、調べてみると、観光公社は全てが整った中で手柄を横取りするようなことだった。もちろん、ただではなかった。一般の観覧客に公開しない時間帯の平日夕方に昌徳宮(チャンドックン)の秘苑を公開し、宴会と茶菓を提供することに観光公社の予算1200万ウォンを使った。厳密に言えば、ソウルだけでなく9都市のツアーのために1億ウォンを超えるお金を喜んで支払った観光客32人を対象に、条件なしに無料で接待するのに使われた国民の税金だった。観光公社側は「駐韓外交官や海外メディアの招請行事にも同じ予算支援をしたことがある」とした。問題にはならないという言い方だ。

 
ところで、何かおかしい。外交官やメディアの招請行事は関係改善や広報など明確な目的がある。だが、すでにお金を支払った外国の金持ちにあえて無料で接待をすることで得られるものは何だろうか。この観光客らは秘苑での茶菓も本人らが出したツアー費用で行われたと知っているうえに、この日の昌徳宮イベントはマスコミに非公開で行われたからだ。税金を使って観光客誘致のための海外広報をしたのでなく、観光公社が見せ付ける自己広報という話が出回るのはこのゆえんだ。そのうえ、美食ツアーと言いながらも彼らが訪れたソウルの主なレストランは最初から言及すらしなかった。フォーシーズンスホテル・ソウルが競争関係にある他のレストランの広報を妨げたためだ。

観光公社の呆れ返る無料接待を見れば、このように無駄遣いされている税金が多いのではないか懸念される。出入国管理所と仁川(インチョン)国際空港公社は今回、入出国手続が問題なく進められるように協力し、文化財庁は厳格に制限してきた宮の裏庭を開放した。このような努力だけでも、いくらでも高付加価値を上げられる観光商品を作って広報することができるだろう。

アン・ヘリ/ライフスタイルデスク

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