「対話による解決」に戻った中国、国連安保理の対北追加制裁は不発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.25 14:34
国連安全保障理事会(安保理)が23日(現地時間)、緊急会合を開き、最近の北朝鮮の弾道ミサイル「北極星2型」(KN-15)発射への対応について議論したが、対北朝鮮追加制裁を出すことはできなかった。中国の反対のためだ。当初、安保理の追加の対北朝鮮制裁案として北朝鮮に強力な打撃を与える原油供給と北朝鮮労働者派遣の制限などが議論された。
この日の会議で米国・英国・フランス3カ国の安保理常任理事国と日本が北朝鮮に対する追加制裁を主張したが、これに反対する中国との隔たりを狭めることができなかった。中国の劉結一国連大使は緊急会合の後、「現在の状況で対話ができない理由はない。政治的な意志にかかっている」とし「対話が非常に重要だ。対話を通じてのみ北朝鮮の問題を解決できる」と主張した。