トランプ大統領 韓国にも「最高の圧力と関与」か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.03 16:11
高高度防衛ミサイル(THAAD)配備費用を韓国側が負担するべきだというトランプ米大統領の発言の後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室と国防部は公式の立場を除いて対応を自制している。しかし内部では当惑しているようだ。政府消息筋は2日、「トランプ政権が新たに決めた対北政策の核心である『最高水準の圧力と関与(Maximum pressure and engagement)』を北だけでなく同盟と友邦にも適用しているという話が出てくるほど」と内部の雰囲気を伝えた。
就任直後、トランプ大統領は中国に対し「一つの中国(One China)原則を破棄することもある」「為替操作国に指定する」と圧力を加えた後、これを突然覆したが、THAAD費用圧力はこれよりも深刻という指摘だ。THAADは在韓米軍地位協定(SOFA)に基づき配備が決定した。SOFAの正式名称は「韓米相互防衛条約4条による施設と区域及び在韓米軍の地位に関する協定」だ。