戦闘機の轟音に戦争? エアショー演習と知って安堵するソウル江南
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.26 07:45
25日午前10時20分ごろ、ソウル東南の上空で戦闘機9機が編隊飛行をした。轟音がソウル江南(カンナム)一帯に響いた。駅三洞(ヨクサムドン)江南ファイナンスセンターで勤務する会社員のイさん(29、女性)は「ついに来る時が来たと思ってすぐに事務室から地下の駐車場に向かった。先週からカカオトークで広まっていた『4月戦争説』が頭から離れなかった」と話した。イさんは家族に「地下に避難しているから心配しなくてもよい」というメッセージを送った。
ソーシャルネットワークサービス(SNS)では#戦闘機、#戦争、#江南などのハッシュタグが急速に広まった。戦闘機の飛行場面を撮った写真もあっという間に共有された。米空母が北上中という海外メディアの報道と北朝鮮創軍節(4月25日)に関する報道も同時に伝えられた。「原子力潜水艦出現」などの偽ニュースも出始めた。ソウル松坡(ソンパ)警察署と江南警察署には市民からそれぞれ10件ほどの確認の電話があった。