<韓国大統領選挙>安哲秀、地下鉄に乗り最初の日程…相続者フレームで文在寅攻撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.06 11:19
安哲秀(アン・チョルス)候補が5日、国民の党の大統領選候補としての初日を過ごした。彼の参謀は「1日の間に安候補がどのように動いたかを調べればどんな戦略とキーワードで今回の選挙に臨むのかがわかる」と口をそろえた。安候補の初日の日程で浮かび上がったキーワードは「自手成家」と「徹底党論」、「安保」と「未来」だった。
◇自手成家と徹底党論=安候補はこの日地方区であるソウル・蘆原区(ノウォング)の上渓洞(サンゲドン)で地下鉄通勤者へのあいさつで最初の日程を始めた。メディアには知らせなかった非公開日程だ。安候補は水落山(スラクサン)駅から7号線に乗り泰陵(テルン)入口駅まで移動し市民と会った。最初の日程をなぜ上渓洞から始めたのかと尋ねると、彼は「社会生活を最初に始める方が多い。自手成家(自力で成功すること)した人たちが人生を始める所だ」と答えた。安候補はその後の記者懇談会でも「私が必ず実現したい国は相続を受けた人ではなく自手成家した人が成功する国」と強調した。彼は盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の政治的遺産を受け継いだ「相続者文在寅(ムン・ジェイン)」と「自手成家安哲秀」を対比させてきた。「共に民主党」の文候補を最後まで「相続者フレーム」で責めるという意志を明確にした格好だ。