THAAD報復でWTOに提訴、勝訴は厳しいが中国には負担
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.22 09:37
柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官は17~18日にドイツで開かれた主要20カ国(G20)財務相会議で、中国の肖捷財相との面談を打診したが失敗した。「日程が合わない」というのが表向きの理由だが、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備にともなう中国側の不満を示したものと評価される。「門前払い」と変わらない。韓国の立場では中国側にTHAAD報復と関連して問い質す機会すら設けにくい。
このように中国が対話を避けたままTHAAD報復の強度を高め、韓国政府が世界貿易機関(WTO)提訴のカードを手にしている。事前措置として17日にWTOサービス理事会で韓国政府は「韓国観光・流通分野に対する中国の措置はWTO協定違反の可能性がある」と問題を提起した。