<中国のTHAAD報復>「断固反対」…駐中韓国大使召喚など強硬対応はなし
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.08 17:11
高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の装備の一部が韓国に緊急搬入されたことに対し、中国政府はTHAAD配備反対という従来の立場を再確認した。しかし金章洙(キム・ジャンス)駐中韓国大使を呼び出して強く抗議するようなことはなかった。一部では「奇襲攻撃に意表を突かれた感じ」という反応もあった。新華社通信や中国中央放送(CCTV)など官営メディアは韓国国防部の発表を緊急ニュースで報道するなど敏感に反応した。
中国外務省の耿爽報道官は7日午後の定例記者会見で、「我々は関連状況を注視している。中国のTHAAD反対の立場は明確であり断固としている」と述べた。続いて「中国はいくつかの経路を通じて反対の立場を明確にしてきた」とし「中国の安保利益を守るために必要な措置を取る」と強調した。