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【時視各角】ジキルとハイドとトランプ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.07 15:02
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問題は対北朝鮮政策の二重指向だ。

トランプの参謀は▼先制(予防)打撃▼戦術核の再配備▼交渉への着手--など、原点からすべてのオプションを検討中だ。韓国政府は「韓国が反対する決定は決してしないだろう」と楽観している。1994年事例もしばしば取り上げている。当時、クリントン政権が推進していた寧辺(ヨンビョン)核団地先制打撃作戦は3日あれば終わるだろうとされていた。だが、休戦ライン付近の短距離砲で韓国が焦土化しかねないということで撤回されたという。

 
事実、2017年の先制打撃論は非現実的だ。核兵器一つなかった94年と違い、いまや北朝鮮には10個余りの核爆弾がある。そのうえどこに隠しているのかも知るすべがない。したがってトランプは一次的に中国を強く、あるいはニンジンを与えて北朝鮮圧迫を誘導する「合理的」選択をする公算が大きい。オバマがためらったセカンダリーボイコット、為替操作国指定カードも切るだろう。対北朝鮮パイプラインを止めるのが1次目標だ。最初から核保有国と認めて北朝鮮と直接対話に出るという手もある。

むしろ心配になるのはトランプの後手対応だ。早ければ今月内にホワイトハウスの対北朝鮮政策案が出されるというが、実のところ最終案は国務省・国防総省の東アジア太平洋次官補の役割だ。ところがその後任さえまだ任命されていない。時間はさらにかからざるを得ない。この間に、北朝鮮の観望と忍耐は限界に近づいている。2009年オバマ就任当時、対北朝鮮政策づくりにもたついている間に、北朝鮮は同年4月5日に長距離テポドン2号ミサイルを飛ばし、続く5月には核実験に突入した。就任2期目はさらに短くなった。まさかとは思っていたが、北朝鮮は6日朝に4発のミサイルを発射した。

問題はこのような北朝鮮の挑発性メッセージがトランプの体の中、そして政権の中の「ハイド」本能を再び逆流させるかもしれない点だ。時間が経つにつれ、先制打撃の誘惑は強くて甘いものとなる。二重的交渉家トランプは力による正面対立を好む。

原作でもジキルは死闘の末にハイドを押さえ込んで確信したが、ハイドは再び生き返った。われわれがろうそく・太極旗に魂を抜き取られ気を落としている時ではない。弾劾どころではなく、韓半島(朝鮮半島)の命運が内部ではなく外部で決まってしまうおそれがある。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長


【時視各角】ジキルとハイドとトランプ(1)

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