【時視各角】ジキルとハイドとトランプ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.07 15:02
問題は対北朝鮮政策の二重指向だ。
トランプの参謀は▼先制(予防)打撃▼戦術核の再配備▼交渉への着手--など、原点からすべてのオプションを検討中だ。韓国政府は「韓国が反対する決定は決してしないだろう」と楽観している。1994年事例もしばしば取り上げている。当時、クリントン政権が推進していた寧辺(ヨンビョン)核団地先制打撃作戦は3日あれば終わるだろうとされていた。だが、休戦ライン付近の短距離砲で韓国が焦土化しかねないということで撤回されたという。