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【社説】集会前日、支持層の結集をあおった朴大統領

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.02 13:42
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朴槿恵(パク・クネ)大統領が先月28日、ファンクラブである「パクサモ(朴槿恵を愛する会)」に「心より有難く、感謝申し上げる」という書信を送ったという。パクサモが朴大統領の誕生日(2月2日)にお祝いの手紙を送ったことに対する返信だというのが青瓦台(チョンワデ、大統領府)の説明だ。しかし、政治的には三一節(独立運動記念日)を迎えて大規模なろうそく・太極旗集会が開かれるというその前日に、大統領が支持層に向かって「結集してほしい」と呼びかけるメッセージを伝えたものとしか思えない。青瓦台秘書官が28日、「弾劾棄却のための国民運動本部(弾棄国)」の報道官を引き受けているパクサモの会長に電話をかけて「ご苦労様です」という大統領の意向を伝えたことについても、そのような疑いをもたれても仕方がない。

やるせなく残念だ。98周年を迎える今回の三一節には、ことしに入って最も多い人々が町に繰り出し、弾劾賛否応戦集会を開くことが予告されていた。憲法裁判所の決定が目前に迫り、両者が終盤の総力戦に出たのだ。これを知らないはずがない朴大統領が集会前日にパクサモに手紙を送り、その事実を公開したのは、弾劾反対勢力を通じて憲法裁判所を圧迫しようとするひそかな「扇動」と言ってもいい。朴大統領は自身の国政壟断容疑を糾明するための検察と特検、憲法裁判所の出頭要請をすべて拒否した。その代わり、青瓦台出入り記者との懇談会と保守インターネットメディアとのインタビューを通じて、一方的に無罪を主張するだけに飽き足らず、ついには支持層に向かって「集会に多くの人々が参加して、反対勢力の気勢をそいでほしい」と解釈するしかないようなメッセージを送るに至った。歴代のどの大統領よりも法秩序を強調し、法曹人を重用してきた朴大統領ではなかったか。

 
朴大統領は国が真っ二つに割れた現実を直視しなければならない。支持層の行動をあおったとしても、憲法裁判所の弾劾決定を遅らせたり去就に影響を及ぼしたりすることはできない。むしろ憲法裁判所の反発心理を刺激して、大統領が不利益を被る可能性だけが高くなる。本人の無責任な言動で国が破局に突き進むのは朴大統領自身も望まないだろう。興奮している支持層に影響を及ぼしかねない扇動性の発言をする代わりに、今からでも自制を訴えて憲法裁判所の決定を落ち着いて待たなければならないだろう。

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