韓経:TPPの代わりに浮上するAPTA…アジア・太平洋貿易障壁解消に向け加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.15 09:52
韓国・中国・インドが中心のアジア太平洋貿易協定(APTA)が今年下半期から追加の関税引き下げ交渉を始める。米国が環太平洋経済連携協定(TPP)離脱を宣言するなど多者自由貿易協定(FTA)が停滞する中、韓国政府はAPTAに新たな活路を模索する計画だ。
APTAは韓国、中国、インド、スリランカ、バングラデシュ、ラオスのアジア6カ国間で締結された特恵貿易協定であり、モンゴルも加盟を控えている。開発途上国間の貿易拡大のために1976年に締結されたバンコク協定が母胎だ。特定の品目において加盟国間の関税を非加盟国に比べ30-50%引き下げる。