【コラム】企業家精神の回復が第4次革命の土台=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.09 16:55
第4次産業革命の実体を確認するため、先月5日、米国ラスベガスで開かれた2017消費者家電見本市(CES)に行ってきた。CESは、ドイツ・ベルリンの世界家電見本市(IFA)、スペイン・バルセロナのモバイルワールドコングレス(MWC)とともに世界3大情報技術(IT)展覧会と呼ばれている。マスコミは、今年CESのキーワードとしてAI・ロボット・中国・スタートアップを挙げた。現場で見るとその分析通りだった。
出発の時は、ただ造船産業の不況によって危機に直面した蔚山(ウルサン)市の経済をどうすれば回復させることができるか、アイディアを得ようとしただけだった。だが、直接目で見たCESは、それ以上だった。「フォルディ・メート(FoldiMate)」というイスラエルのスタートアップは、スイッチを入れると自動で洗濯物をたたむロボットを発表したが、この機械に馴染みが感じられるほどの多様な未来技術が披露された。