韓経:【社説】押し寄せる中国耐久消費財…韓国はより良いものを作ればよい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.07 13:52
アジア太平洋スマートフォン市場で中国産OPPOが躍進し、サムスン電子が劣勢になっているという報道は多くのことを考えさせる。昨年1-3月期はサムスン、アップル、華為、OPPO、VIVOの順だったが、10-12月期にはOPPO、アップル、華為、VIVO、サムスンの順になった。「ギャラクシーノート7生産中断」の余波でサムスンが5位(シェア13.1%→9.4%)に落ちた半面、OPPOのシェアは7.9%から12.3%に増えた。
中国製品の躍進は昨日今日のことではない。韓国市場での成長速度も非常に速い。品目も低価格玩具類や農水産物からすでに抜け出した。今年に入って乗用車も進出した。中型SUVのあるモデルは1999万ウォン(約200万円)という価格で韓国で今年3000台を販売するという。中国産55インチテレビは80万ウォン台と、230万ウォン台の韓国産と大きな差があり、中低価格市場を掌握しつつある。価格を前に出した市場の開拓に驚かされる。