フィリピン大統領、韓国人暴力団に警告…その理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.07 11:11
フィリピンのドゥテルテ大統領の「麻薬との戦争」が現地韓国人にまで飛び火するとみられる。フィリピンのデラロサ警察庁長官が昨年発生した韓国人事業家(死亡当時53歳)に対する拉致・殺害事件に韓国人暴力団がかかわっているという疑惑を提起したからだ。この事件は当初、現地警察による犯罪と確認されたが、追加の捜査の結果、韓国人も背後にいるという主張だ。
現地メディアのインクワイアラーなどによると、ドゥテルテ大統領は4日(現地時間)、故郷のフィリピン南部ダバオ市で記者会見し、「韓国暴力団が現地の売春、麻薬流通、拉致などに深く関与しているという情報の報告を受けた」とし「特にセブ地域で韓国暴力団の影響力が最も大きい」と主張した。続いて「外国人だからといって特別待遇を受けることにはならない。違法行為をする韓国人をフィリピンの犯罪者と同一に扱うことになるだろう」と述べた。