韓経:復活に向けて動き出した「建設コリア」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.01 10:10
年初から海外建設工事の受注が相次いでいるうえ、国際原油価格も上昇し、韓国建設業界が「海外受注の崖」から抜け出すという期待感が高まっている。韓国政府もグローバルネットワークを持つ人物を海外建設受注大使に任命するなど側面支援に乗り出し、海外建設受注市場の雰囲気も改善される見込みだ。
海外建設業界によると、SK建設・大林産業コンソーシアムはトルコのダーダネルス海峡を横断する長さ3.7キロの吊り橋と進入道路を建設する「チャナッカレ・プロジェクト」優先交渉対象者に選ばれた。世界最長の吊り橋を建設する工事で、事業費は3兆5000億ウォン(約3500億円)にのぼる。SK建設・大林産業コンソーシアムは道路・橋梁の運営による通行料収益で建設費を回収する。イ・グァンソクSK建設専務は「単に施工ではなく、設計から施工、運営まですべて引き受けるという点で従来の土木工事受注とは異なる」と説明した。