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韓国外交部長官、旧正月を控えて慰安婦被害女性の元を訪問

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.26 16:18
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尹炳世外交部長官が旧正月を控えて慰安婦被害者であるイ・グィニョさん(90)の元を訪れた。イさんは最近体調を崩して病院に入院している。(写真提供=韓国外交部)
韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が旧正月を控えた26日、慰安婦被害被害者の元を訪問した。

尹長官はこの日午前、京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)に暮らすイ・グィニョさん(90)に会ったと、外交部当局者が伝えた。イさんは、最近、体調を崩して病院に入院した。尹長官はイさんを見舞い、全快を祈ったという。イさんは意思疎通が難しい状況ということで、「ありがとう」という言葉以外に長く話はできなかったと当局者は伝えた。

 
イさんは2015年に韓日間で妥結した12・28慰安婦合意に対し、支持する立場を明らかにしてきた。和解・癒やし財団を通じて日本政府が出捐した支援金も受け取った。イさんは1943年に中国の慰安所に強制連行され、2年間、大きな苦しみを味わった。その後も60年余り祖国に戻ることができず中国に留まっていたが、2012年に大韓民国の国籍を回復した後、ようやく帰国することができた。

尹長官が12・28合意以降、慰安婦被害女性に会ったのは今回で2回目となる。昨年9月は秋夕(チュソク、中秋)を控えてソウル江東区(カンドング)中央報勲病院で療養中のハ・サンスクさんを見舞った。

外交部はこの日の訪問と関連し、特に公式報道資料等は出していない。

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