【社説】「3月13日」朴大統領弾劾期限…合理的決定を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.26 11:27
弾劾審判の時計が3月13日に合わされた。きのう朴漢徹(パク・ハンチョル)憲法裁判所所長が朴槿恵(パク・クネ)大統領罷免の可否をイ・ジョンミ憲法裁判官が退任する3月13日までに結論を出すべきと公開的に明らかにした。これは国論分裂と理念・階層・世代・地域対立の傷を洗い落とし混乱と混沌に早急に終止符を打たなければならないという国民的希望にこたえる決断だと評価する。
「3月13日」の期限は手続き的正当性の側面で妥当だ。弾劾審判の結論は9人の裁判官全員が参加し激しい議論を経て導出されるのが正常で望ましい。だが、朴所長が退任(1月31日)し、イ・ジョンミ裁判官まで退けば(3月13日)定足数をかろうじて満たす7人の裁判官だけが残ることになる。6人の裁判官が賛成して弾劾が認められても、2人が反対して棄却されても、不服と議論の余地が残る。「審判結果を歪曲させかねない」という朴所長の懸念に共感する理由だ。現在としては8人の裁判官が結論を出すことが公正性を確保する最善の案だ。