【現場から】青年「失信時代」の解決法は雇用創出のみ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.26 11:07
「明るい子だった。思春期の時も、浪人して勉学に励んでいる時もこの程度ではなかった。今は違う。自己否定感や恥辱感が一緒になったような表情だ。父親の私と目を合わせようとしない。私がしてやれる唯一の慰安は沈黙だ」。
ある50代のサラリーマン男性はこのように打ち明けた。2年間、彼の息子は就職できないでいる。もしや変な気でも起こさないかと思って怖くなると言った。青年「失信(失業+信用不良)時代」。青年が診断した自分たちの時代だ。民主化や経済成長のような、品のある用語をつけるにはすでに疲れ切っている。それでも持っているのが若さで、覇気で、情熱だったはずだが、これさえも危うい。青年問題。「このまま放置していれば大変なことになる」という指摘が出てから10年以上経過した。状況はなかなか良くならない。青年の声をまとめるとこのようになる。