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【現場から】青年「失信時代」の解決法は雇用創出のみ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.26 11:07
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「明るい子だった。思春期の時も、浪人して勉学に励んでいる時もこの程度ではなかった。今は違う。自己否定感や恥辱感が一緒になったような表情だ。父親の私と目を合わせようとしない。私がしてやれる唯一の慰安は沈黙だ」。

ある50代のサラリーマン男性はこのように打ち明けた。2年間、彼の息子は就職できないでいる。もしや変な気でも起こさないかと思って怖くなると言った。青年「失信(失業+信用不良)時代」。青年が診断した自分たちの時代だ。民主化や経済成長のような、品のある用語をつけるにはすでに疲れ切っている。それでも持っているのが若さで、覇気で、情熱だったはずだが、これさえも危うい。青年問題。「このまま放置していれば大変なことになる」という指摘が出てから10年以上経過した。状況はなかなか良くならない。青年の声をまとめるとこのようになる。

 
「学ぶには大きなお金が必要だ。韓国は世界でも大学登録金(授業料)が2番目に高い国だ。それでも大学卒業証書がなければ差別されることは目に見えている。融資を受けて何とか卒業した。正規職がない。何とか滑り込んだインターン職では“情熱ペイ”(「情熱があればお金は必要ない」とい論理で最低賃金以下の給料で若者を働かせること)に苦しめられる。

ようやく就職した。月給はまったく上がる兆しがない。結婚が遅れる。余力がないので子供は一人で十分。『自分の家』を手に入れるなんて思いつきもしない。チョンセ難民として引っ越しを繰り返し、結局は勇気を出す。それでまた借金をする」

道で倒れた人を見たら抱き起こしてやるのが人情というものだ。ところが既成世代の冷たい視線は失信した青年の心にさらに追い打ちをかける。「若いときの苦労は買ってでもするものだ」と古くなったレパートリーを繰り返す大統領候補がいるかと思えば、学資金融資を掌握する財団理事長は「借金があってこそ闘志が燃えるものだ」などと言う。「われわれの時代はもっとひどかった」「努力が足りない」という論理が根底に流れている。

今、この国の青年は「なぜこのような世の中をわれわれに押し付けてくれたのか」と既成世代の責任を問うのではない。「明日が少しでも良くなる」という希望だけでも見えてほしいという小さな叫びだ。これを「空腹を知らない者たちの不平」と言って追い詰めれば、世代間の溝は深まるばかりだ。

苦痛の出発点は、結局、雇用だ。20代が適時にそれなりの給料を受け取って働けるような職場さえあれば、ほぼ解決する問題だ。そのためには大企業-中小企業間、正規職-非正規職間の処遇・賃金格差にどうにか手を加えなければならない。生産的議論と特定世代・特定階層の譲歩が切実だ。これを引き出すリーダーシップがこれまで以上に重要だ。ことしは大統領選挙の年だ。再び青年問題が争点に浮上した。誰も彼もこの問題を解決すると先を争っている。片方が青年手当てと借金軽減を叫ぶと、もう片方はポピュリズムだと鋭く言い放つ。真剣な悩みよりも宣伝的スローガンが先走っている。この国、真の「大人」の姿が見えない。

チョン・ウォンソク/経済部記者

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