<崔順実ゲート>サムスンの「心臓部」を狙った韓国特別検察官チーム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.10 08:38
サムスン未来戦略室を総括する崔志成(チェ・ジソン)室長(66、副会長)と張忠基(チャン・チュンギ)次長(63、社長)が9日午前、朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官チームの事務室に出頭した。2人は「崔順実(チェ・スンシル)被告親子支援に関して李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(49)の指示を受けたのか」「サムスンが(朴槿恵大統領に)賄賂を渡したという疑惑が提起されたが、依然として被害者だと思うのか」など記者らの質問に口を硬く閉じたまま調査室へ向かった。
特検チームが発足した後、サムスンの「心臓部」である未来戦略室の役員を公開召喚したのは初めて。未来戦略室は李在鎔副会長の指示や承認を受けて崔順実被告一家に対する資金支援実務を総括したと疑われている。イ・ギュチョル特検補は「崔志成室長と張忠基次長は現在、参考人の身分だが、容疑者に変わる可能性がある」と述べた。この日の調査は10日未明まで続いた。