「ビールの本場」買収作戦…東欧州5カ国のブランドオーナーになったアサヒビール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.15 10:20
アサヒグループホールディングス(GHD)がビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインべブ)の東欧州事業部を9000億円で買収する。
日本経済新聞(日経)は「アサヒビールがABインべブからチェコ・ポーランド・ハンガリー・スロバキア・ルーマニアなど5カ国のビールブランドを買収することで合意した」と13日、報じた。これには、チェコの有名ビールブランドである「ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)」とヤギビールと呼ばれる「コゼル(Kozel)」、ポーランドの「ティスキエ(Tyskie)」と「レフ(Lech)」、ハンガリーの「ドレハー (Dreher)」などが含まれる。日経は「日本企業が海外ビール事業を買収するものとしては過去最大の規模」とし「当初5000億円と予想した買収金額が2倍近く増えた」と伝えた。今回の買収には、欧州と米国の私募ファンド、中国のビール会社なども参加したが、ABインベブは最も高い金額を提示したアサヒビールを選んだ。アサヒビールは保有現金に借入を動員して買収資金を調達した後、来年春までに買収手続きを済ませる計画だ。