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【コラム】国家産業政策も「異なる発想」「大きな考え」で=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.05 11:12
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これまで韓国経済を牽引してきた製造業が活気を失いすでに老衰の兆しまで見せている。大規模資本投資と生産工程改善に強みを持ついくつかの大企業の追撃者パラダイムに依存してきたが成長限界地点でうろうろしている。

スティーブ・ジョブズは幼いころにガレージで父親の自動車修理作業を助け工学的マインドを体得し、高校時代にジョン・マッカラム技術教師から電子工学を製作学習方式で楽しく学んだ。ボブ・ディランとビートルズの音楽にも心酔し、リード大学に1学期通う間に禅の思想と書道を通じ東洋の過去と芸術美に魅了された。1976年4月に21歳の年齢でスティーブ・ウォズニアックとともにアップルを設立し、IBMなど他の競合メーカーとは差別化されたデザインとユーザーを重視したアップルIIを出すことでPC時代の主導権を掌握した。

 
1984年に当時最高の革新製品であるマッキントッシュを発売したが、商業的には失敗して会社から追い出された。11年ぶりにアップルに復帰したジョブズが掲げたスローガンが「発想を変えよ(Think Different)」だ。技術と芸術に対する感性を兼ね備えた彼は、先端技術に音楽やデザインなど芸術を組み合わせながら2001年にiPodでデジタル音楽の世界を占領し、2009年にiPhone、2010年にiPadを発売し世界の人文学的生活をモバイルの中に移した。彼は他の人と発想を変えた偉大な革新家だった。設立されて40年になったアップルは11万5000人を雇用している。

イーロン・マスクは幼い時から空想科学小説が好きで、絵にも素質を見せ、数学とコンピュータプログラミングに優れていた。21歳である1995年に創業の道を選択し、人類の未来に最も大きな影響を及ぼすことになるインターネット、クリーンエネルギー、宇宙の3つの分野に参入することを決意したが、すでに20年前に未来と人類という観点から他の人より大きな考えで大きなビジョンを描いていたのだ。2002年に「スペースX」を設立して人類の火星移住という夢に向けドラゴン宇宙船とファルコンロケットを開発し、新素材、新工程、新技術、新経営を通じロケット製作費を米航空宇宙局(NASA)の10分の1に減らすという目標で発展させている。

またマスクは2003年にテスラを共同創業し電気自動車の世界を先導しているが、2012年に高級セダンである「モデルS」発売、2015年にスポーツ多目的車(SUV)の「モデルX」発売に続き、来年末ごろには大衆車である「モデル3」を発売する予定だ。最近では第2の発電貯蔵システムと統合された太陽光ルーフ、ドライバーの直接運転より10倍安全な自動運転技術開発などの夢のようなマスタープランを発表した。

そして2006年に創業されたエネルギーサービス会社のソーラーシティを理事会議長として主導しテスラのバッテリーと太陽発電機器の円滑な統合運営のために両社の合併を推進している。現在テスラには1万4000人、スペースXには5000人、ソーラーシティには1万5000人が雇用されている。マスクの果敢な歩みが事業成功に帰結されるかは今後を見なければわからないが彼は明らかに私たちの時代の大きな考え(think big)を代表している。

しかし現在の韓国は似たような考え(think similar)、小さな考え(think small)、安全な考え(think safe)の30年過ぎた旧型の方式にとどまっており、数万人の雇用を創出する新たな世界的企業が出てくることを期待すらできない政策の枠組みだ。短答式・暗記式・画一的な技術教育、適当に研究すれば良い、それで成果も似たり寄ったりな研究課題、芸術と想像力よりは技能向上中心、不信に基づいた行動監視的な研究費管理、担保と融資で安全に手数料を得る金融支援システム、失敗は許されない行政監査と金融監督システム、最低落札制で安物の技術ばかり採択する政府予算などなど…。

したがってこの時代の国家的な産業政策の当面の課題は、世界的話題に基づき対症療法的に体面が保たれるいくつかの事業発表にとどまるのでなく、異なる発想、大きな考え、冒険的で創造的な考えが動態的な市場メカニズムの中で繰り広げられるよう、技術教育、研究開発、人材、ベンチャー、金融、予算など全般にわたり先進型で運用パラダイムを根本から改造することだ。

キム・ヨングン韓国自動車産業協会会長

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