「太極マーク」付けてメダルを夢見る独リュージュ選手
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.02 15:03
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ドイツのジュニア代表時代のアイリーン・フリッシュ。
先行きが見えず一度は引退していたドイツのリュージュ選手が韓国人として生まれ変わる。1日、韓国法務部と大韓リュージュ競技連盟などによれば、法務部国籍審議委員会は先月7日、ドイツ出身のアイリーン・フリッシュ選手(24)の特別帰化案件を上程、審議を通して成立させた。ドイツに滞在しているフリッシュは今月中旬、韓国に入って法務部と最終面接を経た後、特別帰化の手続きを踏む予定だ。リュージュ連盟の関係者は「帰化が最終確定すれば、フリッシュは来月から韓国代表チームの選手になる」とし、「まだ帰化が最終確定したわけではないが、フリッシュの加勢は韓国リュージュの未来に肯定的な影響を及ぼすものと期待している」と明らかにした。
ソリに横になったまま1500メートル内外の氷トラックを滑るリュージュは、冬季オリンピック(五輪)で▼男女シングル(1人乗り) ▼男子ダブル(2人乗り) ▼チームリレー--などで金メダル4つがかかっている種目だ。最近、各種国際大会に参加して競技力が急速に成長したボブスレー(円筒形のソリに乗って競技)・スケルトン(ソリにうつ伏せになって競技)とは異なり、韓国のリュージュは世界頂上圏には程遠いところにいる。登録選手も30人余りに過ぎないほどのマイナー競技だ。