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「太極マーク」付けてメダルを夢見る独リュージュ選手

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.02 15:03
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ドイツのジュニア代表時代のアイリーン・フリッシュ。
先行きが見えず一度は引退していたドイツのリュージュ選手が韓国人として生まれ変わる。1日、韓国法務部と大韓リュージュ競技連盟などによれば、法務部国籍審議委員会は先月7日、ドイツ出身のアイリーン・フリッシュ選手(24)の特別帰化案件を上程、審議を通して成立させた。ドイツに滞在しているフリッシュは今月中旬、韓国に入って法務部と最終面接を経た後、特別帰化の手続きを踏む予定だ。リュージュ連盟の関係者は「帰化が最終確定すれば、フリッシュは来月から韓国代表チームの選手になる」とし、「まだ帰化が最終確定したわけではないが、フリッシュの加勢は韓国リュージュの未来に肯定的な影響を及ぼすものと期待している」と明らかにした。

ソリに横になったまま1500メートル内外の氷トラックを滑るリュージュは、冬季オリンピック(五輪)で▼男女シングル(1人乗り) ▼男子ダブル(2人乗り) ▼チームリレー--などで金メダル4つがかかっている種目だ。最近、各種国際大会に参加して競技力が急速に成長したボブスレー(円筒形のソリに乗って競技)・スケルトン(ソリにうつ伏せになって競技)とは異なり、韓国のリュージュは世界頂上圏には程遠いところにいる。登録選手も30人余りに過ぎないほどのマイナー競技だ。

 
フリッシュはドイツのジュニア代表として各国際大会に出場し、輝かしい成績を収めていた前途有望な選手だった。7歳の時からソリに乗り始めたフリッシュは20歳だった2011年シーズンジュニア世界選手権・ジュニア欧州選手権で女子シングルとチームリレーで勝利をおさめ、2冠に輝いた。成人になったフリッシュは2013年、ドイツで開かれたリュージュのワールドカップ(W杯)では女子シングル部門で銅メダルを獲得した。

しかし冬季スポーツ強国のドイツではリュージュのハードルは高いだけだった。ドイツは東ドイツ時代を含め、リュージュにかかっている44個の金メダルのうち28個を保有している強豪だ。フリッシュは韓国アーチェリー代表選並みに激しいドイツのリュージュ代表選で敗れ、2014年ソチ冬季オリンピック(五輪)に出場することができなかった。代表チームから脱落する衝撃を体験したフリッシュは、23歳だった昨年、選手生活にピリオドを打った。

この時、フリッシュに手を差し伸べた人が韓国代表チームをリードしているシュテファン監督(44、ドイツ)だった。ドイツにいた時からフリッシュに関心をもって見守っていたシュテファン監督は昨年末、フリッシュに韓国人に帰化することを積極的に勧めた。フリッシュが韓国人に帰化すれば、オリンピック出場を狙うフリッシュの夢を叶えられると考えたのだ。さらに、オリンピックで初メダルを期待する韓国のリュージュへの念願が叶うと考えた。リュージュ連盟関係者は「メダル圏に近付いたチームリレーなどでフリッシュが良い役割を果たしてくれると期待している。オリンピック以降は、韓国のリュージュ代表チームにノウハウを伝授することができるだろう」と話した。

優秀な人材に複数の国籍を許容する改正国籍法が2011年発効したことを受け、フリッシュは特別帰化をしても二重国籍を保有することができる。すでにこの制度を通じてアイスホッケーで6人、バイアスロンでは2人が特別帰化で「太極マーク」を付けた。

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