ウサイン・ボルトがレッドカーペットに立った理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 14:54
「人類史上最速の男」のウサイン・ボルト(ジャマイカ)がレッドカーペット上に立った。ボルトは28日、英国・ロンドンのレスター・スクウェアで開かれた映画『I Am Bolt』の試写会に参加した。英国出身のドキュメンタリー監督ベンジャミン・ターナー氏とゲイブ・ターナー氏が作ったこの映画は、ボルトの陸上人生を振り返るドキュメンタリー映画だ。ボルトはこの日、すっきりしたスーツ姿で両親とともに映画を観覧した。
映画は、3回連続(2008・2012・2016年)オリンピック(五輪)陸上3冠を達成したボルトの一代記を描いた。昨年4月に製作を始め、1年7カ月ぶりの一般公開となった。ボルトは「人々はこの映画を通じて私がどれくらい挫折し、苦痛を受けたのかを理解してくれるだろう」と話した。ボルトはドキュメンタリーを通じて「昨年世界選手権の時からプレッシャーが大きくなり、走るのが面白くなかった。時には訓練場に出るのがいやで辛かった」とし、「オリンピック3連続3冠を達成してからは、面白さを取り戻した」と明らかにした。