英紙FT「韓国、経済・安保上重要な時期にリーダーの不在」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.29 09:25
「4年前、韓国の財閥構造を正すと言って政権を握った朴槿恵(パク・クネ)大統領が、現在、財閥から莫大な資金をゆすり奪った(extort)という疑いを受けている」
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が、韓国が複合的危機(compounded crisis)に陥ったと報道した記事の序文だ。FTは28日、アジア版で一面全体を割いて深層分析記事を載せる「ビッグリード(Big Read)」欄に「経済成長率の鈍化、安保脅威の増大など重要な決定が必要な時期にリーダーの不在に直面した韓国は混乱に陥っている」と伝えた。記事の見出しは「朴の闘争(Park strife)」だった。ヒトラーの自伝『我が闘争(Mein Kampf)』を連想させる見出しだ。記事は朴大統領のスキャンダルと関連し、サムスンからロッテに至るまで韓国の大企業が検察の捜索差押手続きに入っている状況も報道した。