韓経:「大宇造船にこれ以上は保証できない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.25 11:06
大宇造船海洋が約6000億ウォン(約580億円)の流動性を確保するために韓国防衛産業振興会(防振会)と保証条件協議に入った。国策銀行から資本の拡充を受けることにしただけに「担保比率50%」など厳しい条件を緩和してほしいと要求したのだ。
造船業界によると、大宇造船は年末までに入る予想だった1兆600億ウォンのアンゴラ国営石油会社ソナンゴルのドリルシップ代金を受けることができなくなり、流動性の危機を迎えた。解決法として船舶引き渡し代金の早期入金をはじめ、保証条件の変更に注力している。大宇造船は国内で最も多い17隻の潜水艦受注実績を持つ。潜水艦や艦艇などの主な購買者である防衛事業庁は防振会やソウル保証保険の保証書があってこそ前受金を出す。しかし財務構造が脆弱という理由で両機関は保証を避けている。